並べる前に必要なもの
標準セットは明暗交互の64マス盤と32駒です。各側は16駒から始めます。
- キング1
- クイーン1
- ルーク2
- ビショップ2
- ナイト2
- ポーン8
白は明るい色の軍で先手、黒は暗い色の軍で後手です。「白」「黒」は物理セットがクリームと茶でも両陣営を指します。
ステップ1: 盤の向き
各対局者の右手前の角が明マスになるよう置きます。覚え方は 「right is light(右は明)」。白側から右手前は h1、黒側からは a8。どちらも明マスです。
右手前が暗なら、駒を置く前に90度回します。向きが違うと全座標がずれ、キングとクイーンが誤ファイルに乗ります。これが最重要チェックです。
ファイルは白から見て左から右へ a〜h の縦列。ランクは白側から黒側へ 1〜8 の横列。白のバックランクは1、黒は8です。
ステップ2: 角にルーク
白のルークは a1 と h1、黒は a8 と h8。角から始めると残り駒の錨になります。
外側がルークなのは、内側へ対称にルーク・ナイト・ビショップ、中央にクイーンとキングと並ぶためです。
ステップ3: ルークの隣にナイト
白のナイトは b1・g1、黒は b8・g8。馬の頭の形で見分けやすいです。
ナイトは占有マスを跳べるため、開始時にポーンを動かさず動ける唯一の駒です。初期配置の詳細は駒の動き方でも扱います。
ステップ4: ナイトの隣にビショップ
白のビショップは c1・f1、黒は c8・f8。一方は明マス、一方は暗マスから始まり、両色複合をカバーします。
開始時はポーンが各ビショップのダイアゴナルを塞ぎます。意図的で、通常は中央ポーンが動いてからビショップが活躍します。
ステップ5: クイーンを自色に
覚え方は 「クイーンは自色に」。白クイーンは明マス d1、黒クイーンは暗マス d8。
左右に頼らないため、どちらの席からでも使えます。両クイーンが正しければ d ファイルで向かい合います。
ステップ6: 残った中央にキング
白キングは e1、黒キングは e8。キング同士は e ファイルで向かい合います。クイーンが d1・d8 なら、各バックランクの空いた中央マスが正しいキング位置です。
白の a から h への完全な並び:
ルーク、ナイト、ビショップ、クイーン、キング、ビショップ、ナイト、ルーク
黒も a8 から h8 で同じ順です。
ステップ7: ポーン8枚
白ポーンは第2ランク a2〜h2、黒は第7ランク a7〜h7。中央4ランク(3〜6)は初手まで空です。
ポーンは相手側へ向かいます。駒形に向きはないため、進む方向はランクで決まります。白は第8へ、黒は第1へ。
答えを表示
白クイーンは d1、黒クイーンは d8、h1 は明マス。
20秒の確認チェックリスト
時計を押す前にこの順で確認します。
- 両者とも右手前が明マス
- 白の16駒が第1・2ランク
- 黒の16駒が第8・7ランク
- クイーンが d1・d8、各々自色
- キングが e1・e8
- 四隅がすべてルーク
- 白が初手の準備完了
OTB 公式対局で開始後に配置ミスを見つけたら審判に知らせます。時計が動いている間に黙って並べ替えないでください。
よくある並べミス
- 右手前が暗マスになる向き
- 相手視点のコピーでキングとクイーンを入れ替える
- ビショップとナイトの順を逆にする
- ポーン1枚不足、または1ランクに9枚
- デジタル図で両者の座標方向を同じ向きに誤解する
- 黒席から左に見えるから白キングは d1、と仮定する
よくある質問
白クイーンは常に白マスから?
はい。白クイーンは明マス d1、黒クイーンは暗マス d8 です。
キングは盤のどちら側?
「左」「右」ではなく座標で。白キング e1、黒キング e8。左右は座席で変わります。
先手は誰?
標準チェスでは常に白が初手。以後交互に1手ずつ指します。
次に学ぶこと
初心者レッスンを見てから、各駒の動きと初めての一局の進め方へ進みましょう。
規則参照: FIDE Laws of Chess, Article 2。
同じ学習線のチェス学習も参照してください。
拡張Wiki: tarrasch defense
